意外と知らない? エレベーターに乗る時、降りる時の注意点

細長いヒモなどの挟まれに注意

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細長いヒモや、ペットのリード、カバン、掃除機のコード、マフラー、などのものは、エレベーターに乗る際には注意が必要です。
扉に挟まれたままエレベーターが動き出すと、思いもかけない大きな事故につながるおそれがあるからです。

エレベーターは、セーフティバー(扉に人やモノが挟まると扉を反転させる安全装置)によって、何かが挟まれた時には扉が閉まらず、安全が守られています。しかし長いヒモのような細いモノが挟まれた場合には扉が閉まってしまう場合があり、エレベーターが動き出してしまうことがあるのです。


過去の事故には…

過去には手に持っていた靴袋のヒモを挟んだまま動き出したエレベーターに手が引っ張り上げられて中指を切断した事故や、ペットのリードを挟んだままエレベーターが動き出し、ペットが引き上げられてしまった事故等があります。

エレベーターが閉まる前の無理なかけ込みはやめましょう

乗降時はペットと離れないようにリードは短くまとめて持つか、ペットをなるべく抱えましょう。もし挟んでしまったら、そのリードから手を離しましょう。
何かモノがドアに挟まれたままエレベーターが動き出すと、思わぬケガをする恐れがあります。
また、無理なかけ込みによって挟まれたり転倒したりしてケガを負うことがあります。他の方と衝突するなどして思わぬ事故となることもあるので注意しましょう。

参考:日本エレベーター協会ホームページ