地震でエレベーターに閉じ込められたら?

最大で約17,000人が閉じ込められる?

今後30年以内に70%の確率で起こると言われている首都直下地震では、住宅、オフィスの被害及び停電により、最大で約17,000人が閉じ込められると言われています。もし大地震がきて、皆さまの住むマンションやお勤めのビルで、エレベーター内の閉じ込め事故が発生したらどうなるのでしょうか?

 

まずはエレベーター保守会社へ連絡!でもすぐに駆けつけられないかも?

原則は、エレベーター保守会社による救出を待つこと。でも、大地震の際には、すぐに駆けつけることができないかもしれません。消防やレスキューは、木造住宅密集地域の火災対応に追われ、すぐに救出に来てくれないと思われます。また、エレベーター保守会社の社員も被災して移動ができなくなったり、交通手段の混乱などにより、すぐに救出に向かえないかもしれません。

 

閉じ込め救出に最大9時間以上

東日本大震災時には、東京都内でのエレベーター閉じ込め救出に最大9時間以上かかりました。首都直下地震が起これば、さらに時間がかかる可能性も。

閉じ込めは長時間に及ぶ可能性があるのです。

 

i-tec24のエレベーター閉じ込め救出訓練とは?

i-tec24のエレベーター閉じ込め救出訓練は、救助者の到着を待つのではなく、住民が力を合わせて閉じ込められた人を救出するためのもので、エレベーターのしくみや機器の安全な扱い方などを学び、救出を実際に体験する訓練です。

「震災後にビルで火災が発生」「ビルに津波が押し寄せてくる」、震災では想定外のことが起こるかもしれません。いざという時のために住民が自らカギを開けて救出できるようにする「エレベーター閉じ込め救出訓練」に参加してみてはいかがでしょうか。

お問い合わせは、0120ー678ー480。i-tec24まで

 

参考資料:首都直下地震の被害想定と対策について/中央防災会議 首都直下地震対策検討ワーキンググループ