水害発生時におけるエレベーターの対応

平成30年7月豪雨により、被災された方々には謹んでお見舞い申し上げます。
水害が発生した場合に、エレベーターはどのような点に注意したらよいのかということをまとめました。今後の参考にしていただけると幸いです。

もしも水害が発生したらエレベーターはどうすればいいのか

1.エレベーターの乗場から昇降路(エレベーターが上下に移動する空間)に水が入りこむおそれがある場合には、土嚢を設置する等で水が入らないようにする必要があります。

2.昇降路に水が入った場合にエレベーターを使用すると故障が発生することがあります。その時にエレベーターに乗っていると閉じ込められてしまうかもしれないので、エレベーターの使用はしないようにして下さい。また、水の被害を避けるために、エレベーターを中間階(最下階と最上階の間の階)に移動させ、機器・設備が収納してある建屋に設置のエレベーター用の電源を切り、エレベーターが使用出来ないようにすると安全です。
エレベーター用の電源の場所等は、防災訓練などの時に確認しておくといいでしょう。